私が出張修理を始めた理由?

私がこの出張修理サービスを始めた理由をお話ししておきたいと思います。

その前に、私がこれまで何をしてきたか?どんな経験をしてきたのかからお話ししておきたいと思います!私が初めて就職した会社は某化粧品メーカーで化粧品を販売しました(22歳~27歳)。周りに女性が沢山居て、それはそれは華やかな仕事を経験いたしました(笑)。

その後、私は一念発起し実兄と一緒に雑貨の卸会社を始めました。順調に行っていた会社でしたが、15年が経過したある日、あの恐ろしい「阪神淡路大震災」に直撃したのです。私は幸い命は無事でしたが、15年働いた私たちの事務所は全壊し、雑貨卸業を止む無く廃業するしかありませんでした。

震災の際、私は首を痛めたので医者に見てもらったのですが、適度のリハビリが必要と言われました。そんな折、知人から移動に必要だろうと中古の自転車を譲ってもらったのです。たまたま医師に自転車に乗ることを相談したら、リハビリとして非常に良いと了解をくれたこともあり“自転車”への思い入れが強くなったのです。その自転車を少しずつなんですが、自分に合うように改造し、カスタマイズをしながら、いつの間にか自転車にはまっていたように思います。あの自転車には愛着があり、それはそれはよく働いてくれましたよ。その頃に出会ったのが、今の甲南サイクルの山田泰守さんです。本当に親切に自転車の事、色々教えてもらいましたよ。(涙)

その後、震災復興におのずと体が動き、建物の解体やガレキ撤去に奮闘すること数ヶ月、仕事としても復興に取り組み、協力できました。復興で建築関係に携わった経験から、室内環境塗料や設備関係の会社にも身を置きました。今もその関係の仕事は継続をしています。

ふとこれまでの人生を振り返り、人生の殆どを過ごしてきた兵庫県で何か皆さんのお役に立てるようなことができないか?地元の人たちに何か貢献できないかと考えるようになりました。思いついたのが、“自転車出張修理”でした。あるようで無い、あったらいいのになぁ・・・が実現できれば、地元のみなさんに喜んでもらえるんでは?と思い立ったのです。私自身が過去に自転車で走っている最中、突然パンクして慌てて近くに自転車屋を探したけれど、どこにも無くて立ち往生した経験があった事が苦い思い出としてありました。一度は経験したことがある人は多いはずですよね。でもそんな時、電話1本で現場まで修理に来てくれる・・・車にたとえるとJAFのようなサービスを提供しようと考えたのが理由です。

一人ひとりのトラブルを、一つ一つ解決してあげれれば、その積み重ねは沢山の方に喜んで頂ける事に繋がると感じています。このサービスは皆様のお声でもっともっと使いやすいサービスに育てて行ければと思いますので、どうぞ出張でお会いした際、ご意見を頂ければ嬉しいです。

 

神戸 サイクルレスキュー
     代 表   乾  整